ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、面接での最も基本的な対策、についてです。
転職では、よく面接対策が最も重要と言われています。
それは間違いのない事実です。
そのため、このサイトでも、面接のコツについて、
にて、ご紹介しています。
これらは、面接で話をする内容についてのコツです。
では、面接時の話の内容にさえ配慮していたら、面接はクリア出来るものなのでしょうか?
いいえ、実はそうではありません。
面接では、話の内容以前に、もっと基本的な部分での対策も必要になります。
そこで今回は、面接に関する最も基本的な対策について、以下に整理してみましたので、是非、参考にしてくださいね。
1.「身なり」に関する対策
面接時の第一印象をよくするため、身なりは非常に重要です。
まず、髪型ですが、前髪は目にかからないようにしましょう。
また、派手にみられないためにも、カラーリングは控えめにしましょう。
もちろん、ボサボサの髪は絶対にNGです。
服装ですが、男性については、
- グレーか紺のビジネススーツで、シワなどないもの
- ワイシャツは白もしくは薄い色で、シワなどないもの
- 靴はビジネス用の革靴(スーツに合わす)をきれいに磨いたもの
が基本です。
また、女性であれば、
- スーツまたはジャケットが基本で、シワなどないもの
- インナーはシンプルで淡い色のブラウスやシャツで、シワなどないもの
- ヒールのある靴をきれいに磨いたもの
- ストッキングは肌色で柄のないもの
が基本になります。
その他にも、女性であれば化粧はナチュラルに、男性であればヒゲはきれいに剃る、などが基本になります。
2.「表情」に関する対策
面接時の表情は、やはり笑顔が基本となります。
笑顔の基本は口元です。
口元に力を入れて、軽く口角を上げると、自然と笑顔が出来て、相手に対して興味を持っていることが伝わりやすくなります。
3.「姿勢」に関する対策
面接の際は、椅子に座っても背もたれには絶対によりかからず、アゴを引いて、背筋をピンと伸ばしましょう。
決して、背もたれによりかかったり、猫背になったりしないでくださいね。
背もたれによりかかると横柄な人に見えてしまいますし、猫背になると自信のない人に見えてしまいます。
4.「視線」に関する対策
面接時は、相手の目をしっかり見て話すのが基本です。
相手が複数人の場合は、全員と目を合わすようにしましょう。
恥ずかしがり屋で、相手の目を見て話すことが苦手な方もいらっしゃると思いますが、そういう方は相手の目ではなく、ネクタイの結び目のあたりを見るようにしてみましょう。
相手からは目を見ているように見えるものですよ。
5.「マナー」に関する対策
冒頭で「本日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。」という言葉を伝えることは基本中の基本です。
また、相手のしゃべっている時にさえぎって話したりするのは、最も嫌われるマナー違反のひとつです。
面接は、自分から一方的に思いを伝える場ではなく、面接官と会話をしていく中で、上手く自分を売り込んでいく場であることを理解できていて、そのように振る舞うように努めれば、マナー違反を犯すことも少なくなるでしょう。
6.「声」に関する対策
面接時は、大きく、明るく、はっきりとした声で話しましょう。
そうすることにより、当然ですが、元気があって良い印象を持たれます。
また、自信がない回答をする際に多いのですが、語尾が不明瞭になることがあります。
この場合、悪い印象を与えてしまいますので、自信のない回答であっても、言い切るように心がけましょう。
7.最後に(メラビアンの法則について)
面接の際に最も重要となる「第一印象」なのですが、面接官に会ってから最初の5分で決まってしまいます。
そして、メラビアンの法則によると、人が相手に対して感じる「第一印象」は、以下の比率で判断される、と言われています。
- 目に入るもの(見た目):55%
- 耳に入るもの(声):38%
- 話の内容(言葉):7%
上記した6つの基本項目は、いずれも、目に入るもの・耳に入るもの、ばかりです。
最初の「つかみ」としては、これらの基本的なことが、実は話の内容以上に重要となるのです。
面接官の心を最初の5分で掴んでしまわないと、どんなに立派な志望動機や自己PRを準備していたとしても、耳を傾けてもらえません。
そのことを十分に理解して、もし、上記6項目で改善が必要だ、と感じた方は、まずはそれを改めるところから面接対策を始めてみましょう。
以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。