応募して、書類選考を無事通過したら、いよいよ面接です。
面接対策は、転職情報サイトや転職エージェントサービスにて多数のアドバイスがされていますので、是非、それらのサービスを活用してください。
特にDODAエージェントの対策は素晴らしいので、オススメいたします。
私からは、面接にあたり重要なポイントに絞って説明いたします。
転職時の面接では、よく出る質問の回答について、時間をかけてしっかり準備することに尽きます。
その、よく出る質問ですが、以下の通りです。
必ず質問されるものだけを厳選しています。
1.前職を辞めた(辞める)理由をお聞かせください。
面接官は、この質問によって、
- 周りの社員との協調性がない
- 不平・不満が多い
- 責任転嫁の癖がある
- 忍耐力が不足していて、またすぐに辞めてしまう
といった人物ではないか、という点を確認しようとしています。
ですから、ネガティブな表現は避け、必ずポジティブな表現にしなければなりません。
前職の不平・不満だけを言うことはNGです。
また、その不平・不満を解決しようと試みたことも話しましょう。
詳細については、退職理由 例文集を参照ください。
2.当社を希望された理由をお聞かせください。
- 転職先で、自分のキャリアを生かせること
- 転職先企業に魅力を感じている部分
の2点を、必ず具体的に説明してください。
2.のためには、コーポレートサイト等に基づいての企業研究が必須となります。
3.職務経歴などを中心に自己紹介をしてください。
面接官は、この質問によって、今回の求人の応募条件を満たす人材であるかを確認します。
ですので、自分のキャリアの中でも、特に応募条件に関連するキャリアを強調して伝えることが必要になります。
まずは、大学卒業後のキャリアを時系列で簡潔に説明してください。
応募条件に関連する重要なキャリアをについては、詳しく説明してください。
また、そういうキャリアであるため、こういう強みがあり、私は転職先に大きな貢献ができる、ということを最後にしっかりPRしてください。
自己PRの例文については、自己PR 例文集を参照ください。
4.退職後のブランク期間は何をしていましたか?
ブランクがある場合、必ず質問されます。
無駄に過ごした訳ではなく、何か信念を持ってアクティブに活動していた、という表現にしてください。
実際に、退職後のブランク期間は、転職活動以外にも自己啓発等に努めることを推奨いたします。
5.いつ頃入社できますか?
少しでも早い時期を伝えられる方がいいですが、在職中の場合は引き継ぎ等もあるため、2,3ヶ月後が現実的な入社可能時期となると思います。
その場合は「少しでも早く入社できるように調整いたします。」と付け加えてください。
6.給料はどれぐらいを希望しますか?
「御社の規定に従います。現在は年収○○○万円いただいております。」が無難です。
年収を上げたい場合は、希望額を伝えてください。
転職エージェントを活用している場合は、年収の交渉はその担当者に依頼しましょう。
7.当社以外にどこか応募していますか?
事実を伝えてください。
他社を受けていてもマイナスにはならず、逆に、それだけ引き合いのある人材というプラスの
評価をされます。
どうしても欲しい人材と判断されれば、選考期間を短縮してくる場合もあります。
8.何か質問はありませんか?
「特にありません。」と答えると、当社に興味が薄いと思われるためNGです。
必ず2つ以上準備してください。
企業理念や経営状況、配属予定部署の現在の課題、具体的な職務内容、などに関しての質問がいいでしょう。
労働条件や福利厚生の件は、面接の中で質問するのは控えましょう(特に、部長・役員・社長クラスによる面接時)。
転職エージェントを活用している場合は、その担当者に確認を依頼した方が賢明です。
また、企業のサイト等を調べればわかることは質問しないようにしましょう。
企業研究を全くしていない、と悪い印象を持たれます。
最低でも以上の項目については、必ず事前にワード等に記入して、内容を読み返して、推敲を繰り返してください。