転職の兆候?こんな行動が増えたら転職したい症候群|転職エピソード

今回は、転職を決意したその時の話ではなく、転職したいと私の心や体が訴えてくる転職の兆候、転職したい症候群の症状、について触れたいと思います。

 

私が最終的に転職することになった企業では、決まってこのような兆候がありました。
自分の殻に引きこもるための行為だったのだと思います。

 

 

自分だけのシェルター

それは「トイレで行く回数、過ごす時間が長くなる」というものです。
自分だけのシェルターに逃げ込む、ということなのです。

 

職場で、やりたい仕事が出来て、成果も着実に上げられ、上司・部下含めた周りの人といい関係を築けていれば、みんなと会話することは楽しみでしかありません。
そういう中では、お互いの苦労を共有することですら、何か楽しみを感じたりするものです。

 

ところが、やりたい仕事が出来ず、もしくは自分の能力とのミスマッチにより、成果が出せていない時、または、上司・部下とギスギスした関係になっている時は、周りとコミュニケーションを取ること自体が苦痛になってきます。

 

自分が変われば周りも変ってくれる、そう思って努力はするべきです。
それを全くしないで逃げてしまうのは絶対によくありません。

ただ、私の経験では、自分の努力だけでそういう状況を改善できたことは、ほんのごくわずかでした。

 

結果的に、そういう良くない状態が続くと、勤務時間中に自分の逃げ場を探すようになってしまいます。
一人になれる、自分だけのシェルター探しを始めてしまうのです。

 

そして、会社の中でのトイレという存在は、まさに自分にとっての格好のシェルターになってしまうのです。

 

人と話をしなければならないようなシチュエーションに置かれると、それから逃避するために、トイレに頻繁に駆け込んだりしてしまうのです。

 

自分でも、
「何でトイレなんかに逃げ込んでしまうんだろう。」
と、自身を責めたり、また情けない気持ちにもなってしまいます。
でも、残念ながらその行動を止めることは出来ないのです。

 

出社しようとすると、頭痛や嘔吐の症状が出て出社できない状態までには至っていませんが、出社しても他人とのコミュニケーションを拒みたい、という気持ちになってしまうのです。
どう考えても尋常ではない、異常な行動です。

 

私にとって、そんな行動が始まったということは、その職場から逃れたいという強い気持ちの表れであり、転職したい症候群の始まり、つまり、転職の兆候なのです。

 

そういう悲しい行動を止めるために有効だったのは、私の場合は転職という手段だけでした。

 

 

「逃げ」と言われてもいいから、転職によるリセット効果に期待しましょう!

転職は、自分の業務知識以外のことをリセットしてくれます。
今の職場で悩み苦しんでいる人にとって、転職することにより様々なものがリセットされる効果は非常に大きなものなのです。
これは転職した者しかわからないものです。

 

トイレというシェルターに逃げ続けざるをえないような職場からは、「逃げ」と言われても構わないので、転職を決意した方が賢明だと思います。

 

今から「逃げる」ために転職しちゃダメなの?

 

そんなことはありません。
逃げていいんですよ。
誰だって、逃げのために転職しているのですから。
その中のひとりが私です。

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