ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、2回目の転職の際に留意すべき点についてです。
2回目の転職は、今後のあなたのキャリアの方向性を明確にする、という意味で非常に大事です。
キャリアが繋がっていればいる程、あなたの経歴は大きく評価されることが圧倒的に多いという上で、一つ目、二つ目の仕事を経験した後の、その次の仕事にどんな仕事を選ぶかが、とても重要であるからです。
キャリアが繋がっている、ということをわかりやすく言えば、同じ職種・業種の仕事に継続して就業しているということです。
即戦力を求めている転職市場では、過去の経歴に一貫性がある場合の方が評価されやすいのです。
特に、職種が継続されている事は重要です。
ですので、これから1つ目、2つ目の仕事の職種を見て、3つ目の仕事、今後のキャリア形成について一緒に考えていきましょう。
1.過去2つの仕事の職種が一緒の場合
1回目の転職の際に、職種を変えなかったパターンです。
この場合、職種(業種)は気に入っていたから、転職の際も変えなかった場合が一般的だと思いますが、2つ目の職場を経験したことにより、今後はその職種を継続することを希望しない事態も発生しえますので、以下で双方のケースを見てみましょう。
①現職の職種を気に入っている場合
迷わず、現職と同じ職種の求人に応募しましょう。
あなたのキャリアは最大限に生かされることになるでしょう。
②現職の職種を気に入っていない場合
20代であれば、最後のチャンスと思い、未経験の職種にチャレンジすることもオススメ出来ます。
ただ、そうでなければ、年収ダウンを覚悟して転職するしかありません。
若くない場合はあまりオススメは出来ませんが、あなたがどうしても今の職種を継続したくないのであれば、覚悟を持って別の職種を探してみましょう。
2.過去2つの仕事の職種が異なる場合
1回目の転職の際に、何らかの理由で職種を変えたパターンです。
この場合、職種を気に入っていなかったから、転職の際に職種を変えた場合が多いと思いますが、2つ目の職場を経験したことにより、前に経験した職種の良さに気付くこともありえますので、以下で双方のケースを見てみましょう。
①現職の職種を気に入っている場合
迷わず、現職と同じ職種の求人に応募しましょう。
過去2つの仕事の職種が一緒の場合に比べると若干弱い部分もあるかもしれませんが、あなたののキャリアは十分に生かされることになるでしょう。
②前職の職種に戻りたい場合
この場合はある意味、1回目の転職は失敗だったと言えるかも知れません。
ただ、その事に気付けただけでも1回目の転職には意味があります。
実は、私はこのケースでした。
正確に申し上げると、私の場合は初めての転職で、職種は同じでしたが業種の違う仕事に転職して、そこで前職の業種の良さに気付いたパターンでした。
この私のエピソードの詳細は、こんな失敗をして、転職のコツを学びました!、をご覧下さい。
このケースでは、前職の就職先の勤務年数が長く、現職の勤務先の勤務年数が短い程、あなたのキャリアは評価されることになります。
ただ、そうでなかったとしても、やりたいことが明確になった訳ですから、前職と同じ求人を探して、転職にチャレンジしましょう。
③前職・現職の職種を気に入っていない場合
この場合は、結局過去のキャリアを生かしての転職が出来ないことを意味しますので、上記1.の②のパターンと同じになります。
20代でなければ、あまりオススメできない選択肢ではありますが、覚悟を持って最後の転職のつもりで、別の職種を探してみましょう。
このケースは、再度、一からキャリアを築いていく、という選択肢です。
転職活動も大変ですが、それ以上に、内定をいただいた後の新たな職場での頑張りが、人一倍必要な選択肢であることを十分に理解しておきましょう。
以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。