転職を家族に反対されたら諦めた方がいいの?|転職での疑問

ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、転職を家族に反対された場合についてです。

長い時間をかけて転職活動を行い、やっと転職先から内定をもらえそうな状況になったら、家族にもその旨を伝えることになるでしょう。
ところが、その話を聞いて、転職に反対されるということはよくあります。

家族に反対されただけで、せっかく掴んだ転職のチャンスを手放したくないですよね。
では、どうすればいいのでしょうか?

以下では、その質問に対する対応を整理していますが、前提として、「このタイミング」で「この転職先」への転職を反対されている、ということにいたします。

もし、転職すること自体を反対されている場合は、あなたの今置かれた状況を伝えた上で、このサイトの、転職のススメ ~我慢の先に素晴らしい未来などない!~や、転職を決意した、辛かった日々などを参考にして、家族に対して転職の意義を伝える努力をしましょう。

1.まずは、転職に反対する理由に耳を傾けよう

まずは、家族が転職に反対している理由にしっかり耳を傾けましょう。

家族に転職を反対されると、せっかく掴んだ転職のチャンスを摘まれると思い、感情的になってしまう方もいらっしゃいますが、それはよくありません。
家族も様々なことを考えて、良かれと思って転職に反対している場合がほとんどなのですから。

そもそも、転職しても家族に全く影響が出ない場合は、家族も転職に反対しないでしょう。

ですから、穏やかに、家族からじっくり転職に反対する理由を聞いてくださいね。

2.転職を反対する理由を無くしてしまうためには

家族が転職に反対する理由を確認できたら、次は説得を試みることになります。
反対している理由が違えば説得方法も変わりますので、以下にて理由別に整理しています。

①現職の勤務先の方が安定企業である場合

今の企業より、有名でない、規模が小さい、創業年数が短い、企業に転職するケースです。
そういう企業に転職することを伝えると、家族は漠然とした不安を感じることが多いです。

  • すぐに、将来的に倒産してしまうことはないのか?
  • 経営悪化により、給与が大きく下がってしまうのではないか?

そんなことを考えてしまうのです。

そういう家族には、

  • 転職先の、近年における売上・利益の推移
  • 転職会議等の口コミサイトの評判(評価がいい場合)
  • 転職先が子会社の場合は、親会社の規模・創業年数

などを伝え、考えている不安が不要であることを理解してもらう必要があります。

②現職の勤務先より年収が下がってしまう場合

この場合は、家族と十分な議論が必要です。

生活費が削られることなく、また目的が明確な貯蓄(家購入等)を減らす必要がない場合(それ以外の貯蓄や娯楽の費用等が削られる場合)は、将来的な年収アップに努める旨を伝え、説得しましょう。

生活費が削られることがないが、目的が明確な貯蓄を減らす必要がある場合は、一緒に貯蓄計画の見直しを行い、目的達成の遅延状況が許容範囲かどうかを相談しましょう。

生活費が削られる場合は、家族の反対を受ける前に、そのような転職は避け、別な条件のいい求人を探してみた方がいいでしょう。

③転職時期が悪いと反対される場合

転職時期が悪いと判断される場合、様々なケースが考えられます。

例えば、家の購入を直近で考えていたのに、転職するとローンが組めなくなる(転職直後は住宅ローン等の金融商品の契約が出来ない場合が多い)、という理由も考えられるでしょう。

この場合は、その物件(家)を買えなくなるデメリットと、内定をもらえそうな企業に転職できなくなるデメリットを比較して(将来的に、家を買うこと、転職することは可能だが、その家を購入、その企業に転職、することは出来なくなる)、どちらのデメリットの方が直近および将来的な影響が大きいのか、家族と一緒に十分に検討して、説得できるか否か、判断しましょう。

この例以外の場合でも、転職により得るメリットと失うデメリットを比較して、検討することになります。

③その他の場合

その他のケースについても、転職により得るメリットと失うデメリットを比較して、家族と一緒に十分に検討して、説得できるかできないか、判断するしかありません。

3.家族を説得できない場合

上記の対応を行っても家族を説得できない場合、その時は転職を諦めるべきです。
説得できないようなデメリットを抱えて転職することは推奨できるものではありません。

転職に対して、転職先の企業に対して、本人は熱くなっている場合があります。
客観的が判断が出来なくなっている場合もありえます。

家族という、一番親身になってくれる第三者に、転職を反対された場合は、それに従う方が賢明な場合もある、ということは十分理解しておきましょう。

以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。

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