ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、転職活動時の心得ってどんなものなのか、についてです。
転職を決意したら転職活動を開始することになります。このサイトでは、その転職活動の流れやコツについてご説明しておりますが、そういう転職活動上で役立つテクニックというよりは、もっと基本的な部分として、自分が満足する転職を実現するために、転職活動を行うにあたって守るべき事があります。
それでは、転職活動を行うにあたって守るべき事、ってどのようなものがあるかご存知でしょうか?
そこで今回は、その点について以下に整理してみました。是非、参考にしてくださいね。
1.必ず退職前に内定をもらう
転職活動を開始して転職が決まるまでには時間がかかることもあります。そのため、退職してから転職活動を行うと手元の資金をすり減らしてしまいます。最悪の場合は生活資金が底をつく場合もありえます。
また、離職期間は、社会人としてのブランク期間と扱われてしまうため、採用企業側が悪い印象を持ってしまいがちです。その期間が長ければなおさらです。
そのため、転職活動は退職前に行い、内定をもらってから退職をするのがセオリーです。詳細は、転職活動で絶対にやるべきではないことって何?、を参照してみてくださいね。
2.職場の人に転職の件を言わない
あなたが転職をして職場を離れる、ということは、その大小はありますが、少なからず職場に残る人々に負担をかけることになります。そのような負担を背負うことになる人が、負担の原因となるあなたの転職に対して好意的に受けとめてくれる可能性は非常に低い、ということを理解しておくべきでしょう。
詳細は、転職活動中に職場でやってはいけないことって何なの?、でも触れていますので参照してみてくださいね。
3.高望みし過ぎない
転職を決意した時点では、転職先に求める条件がつい高くなりがちです。せっかく転職するのであれば、少しでもいい条件で転職したい、という気持ちからですので理解は出来ます。
ただ、転職で最優先されるべきことは、現在の不満解消です。それ以外の条件については、現状維持を基本に考えてみた方が転職候補先が増え、転職実現の可能性も高くなります。あまりに高い条件を求めてしまうと、転職が出来ない、出来たとしても転職活動が長期化するリスクが発生します。ですから、高望みし過ぎないことが大事、ということを肝に銘じておきましょう。
転職における条件設定の仕方についての詳細については、転職先に求めるもの(条件)に優先順位をつけるよう!、を参照してみてくださいね。
4.選考を通過出来ないのは皆同じと思え
転職活動を行っていると、書類選考で落とされる経験を何度もすることになるでしょう。また、せっかく書類選考を通過したにも関わらず、受けた一次面接で落とされたり、最終面接までいったて落とされるケースだってあります。そうなると、人間って弱い生き物ですから、つい落ち込んでしまいますよね。
ただ、応募した求人全ての内定をいただけるような人はほとんどいません。皆、必ず落とされるという経験をしているのです。ですから選考を落ちたからと言って、いちいち落ち込まない方がいいですよ。落ち込んでいても、いいことなんて全くありませんから。
それでも、落ち込んだ気持ちを鎮められない方は、不採用通知メールで落ち込んだ時はどうすればいいの?、を参照してみてくださいね。
5.最後の決断は必ず自分で
私も経験があるのですが(私が内定の辞退を決意したワケ しかも契約直前で、で触れています)、いざ内定が決まったとしても、様々な事情により、この内定を受諾していいものか悩んでしまう場合があります。その際に、転職エージェント等からアドバイスされる場合もあるでしょう。
ただ、内定を受諾する場合であっても、断るも場合であっても、最後は必ず自分の意思で決めてください。
転職エージェントの担当者らは、転職が決まれば報酬が入ってくるため、内定受諾をおすすめするに決まっているからです。そうしない転職エージェントの担当者を探すことが困難です。その事実を理解しておけば、自分で決めることの重要性が理解できるでしょう。自分の人生を決められるのは、自分だけですから。
6.「立つ鳥、跡を濁さず」の精神で
転職をする、ということは、職場・会社に対する何らかの不満の表れです。ですから、退職にあたっても感情を抑えられず、ついカッとなってしまうこともあるでしょう。ただ、「立つ鳥、跡を濁さず」の精神は非常に重要です。
今の職場の上司・同僚と、この後一生会わない、縁がなくなる、とは限りません。そうであれば、あまり悪い印象を残さずに退職するのが賢明です。
この件の詳細については、「立つ鳥、跡を濁さず」という、退職時の重要な心得を理解しよう!、で触れておりますので、是非、参考にしてくださいね。
以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。