ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、内定を複数もらったケースについてです。
自分のキャリアを分かりやすく表記した職務経歴書を作成して、無事に書類選考を通過し、その後に面接対策をしっかり行った結果、最終的に内定をもらったらとても嬉しいですよね。
ただ、中には嬉しい悲鳴を上げる人もでてきます。
複数の内定をいただいた人です。
内定を獲得した求人の職種・業種・ポジション・年収等がほぼ同じ、ということは少なく、微妙に異なる場合が多いと思いますが、最終的にどこにするか悩むことも多いと思います。
その場合、どこに決めるかの指針についてアイデアをご紹介したいと思います。
大前提は、どの内定先も、現職からの転職を決めた原因が存在しない環境であり、当初決めた、どうしても譲ることの出来ない条件は全てクリアしている事、とさせていただきますね。
1.最優先と決めていた条件が最も良い内定先
転職の際に、応募する求人を特定するため、転職先に求めるもの(条件)には優先順位をつける、という作業が重要です。
その中で一番優先順位の高い条件について、最も評価が高い内定先に決めることが本人の納得性も高いでしょう。
例えば、給与が最優先という人であれば、それが一番高い内定先、というのはわかりやすいですよね。
また、業種は絶対に譲れないと決めており、希望する複数業種の企業から内定をもらった場合、その中でも最も望んでいた業種の内定先にする、ということもあるでしょう。
当初で自分が決めた基準ですから、後で後悔が少ないと思いますよ。
2.自分が一番働いてみたい内定先
1.では決められない、つまり、一番優先順位の高い条件が複数内定先でほぼ同じという場合、素直に「自分が今一番働いてみたいな。」と思える内定先がいいのではないでしょうか。
1.のわかりやすい基準でなかなか決められない場合は、今の気持ちに素直になる、ということが後々の後悔を少なくすると思いますよ。
3.自分が活躍している姿を一番イメージしやすい内定先
複数内定先の1.2.に大差がない場合は、自分が活躍している姿を一番イメージしやすい内定先がいいでしょう。
例えば、あまりにも背伸びして獲得した内定については、入社後に様々な壁に阻まれ、転職を後悔することになるかもしれません。
そういう内定先については、自分が活躍している姿をイメージしにくいことが多いです。
4.給与条件がいい内定先
1.2.3.の全てが甲乙つけ難い場合は、給与条件を一番優先順位の高い条件にしていなかったとしても、提示された年収が最もいい内定先に決めることをおすすめいたします。
上記3つの項目がほぼ同じであれば、どの企業に就職しても自分の納得性は高いですし、活躍できる可能性も高いです。
そうなると、給与という非常に客観的な「ものさし」で決めてしまった方がわかりやすいと思うのです。
もらえるお金は多いほどいいに決まっていますからね。
以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。