ここでは、転職に関する様々な悩みや疑問についてアドバイスしていますが、今回は、求人への応募に迷う場合についてです。
転職サイトで求人を探している時に、いいな、と思う求人があっても、一部の条件が自分とは合わないってことはよくあります。そういう時に、その求人に応募するかどうか迷うことがありますよね?
そんな時に皆さんはどうしますか?
基本的には、少しでもいいな、と思った求人は応募してしまう方が賢明です。100%満足する求人というのはなかなか出てきないのが現状ですし、そういう求人に応募してみても内定を獲得できるかどうかはわからないわけですから。
内定をもらう確率を上げるためにも、多くの求人に応募した方がいい、という観点で、上記の対応をおすすめいたします。
ただ、こういうケースは避けた方がいいという場合もありますので、その点について以下でご説明いたしますね。
大前提として、業種・職種に関する希望については、大枠ではマッチしている求人である、という条件をつけさせていただきます。業種・職種の希望が合わないのであれば、いいなと思える求人ではないと思いますので。
1.求人の必須要件を満たしていない場合
求人の必須要件を満たしていない場合は、応募は避けた方が賢明でしょう。必須要件を満たしていないにも関わらず応募した場合、ほぼ100%書類選考で落とされてしまいます。
それをどうしても突破したければ、虚偽の職務経歴書を作成して提出する以外にありませんが、そんなことをしても、面接で見破られるか、もし見破られなかったとしても、入社後に辛い事態に追い込まれてしまいます。
自分のスキルに合った求人を探して転職を成功させることが、あなたにとっても企業にとってもハッピーなことなのです。
ちなみに、必須要件とは別に歓迎要件が設定される場合もありますが、そちらはあまり気にせず応募して問題ありません。もちろん、歓迎要件も満たしていた方が、内定の可能性は高くなります。
2.勤務地が条件を満たしていない場合
勤務地が条件を満たしていない場合も応募は避けた方がいいでしょう。求人に記載されている以外の場所への勤務が許可されるケースはまずないと考えていいでしょう。
3.給与条件が希望より低い場合
これもよくある話ですが、この場合はその差が100万円程度以内であれば、その求人に応募しても大丈夫です。ただ、それ以上に離れている場合は、減給を覚悟しない限り応募は控えた方が賢明でしょう。
100万円程度であれば、給与条件の交渉は可能です。その詳細は、転職で希望額の年収を獲得するためのコツに書いてありますので、是非、参考にしてみてくださいね。給与条件が少々希望に満たない程度で応募を諦めるのはもったいない話です。
4.休日・休暇数が希望の内容ではない場合
休日・休暇数が希望とかけ離れている場合は、応募を控えた方がいいでしょう。会社の制度そのものを簡単に変更することは出来ないからです。
5.福利厚生が希望の内容ではない場合
現在の企業では、法定福利厚生と呼ばれる社会保険料(雇用保険・健康保険・介護保険・労災保険・厚生年金保険等)の負担については横並びであり、差が出ることはまずないでしょう。
一方、住宅手当、家賃補助、交通費、家族手当、健康診断補助、社員食堂などの、法定外福利厚生については、企業独自で決めるものであり、格差はかなりあります。
ただし、法定外福利厚生については、年収も含めて総合的に評価すべきものであり、それが悪いだけの理由で応募しない、というのはもったいない話です。法定外福利厚生が充実していなくても、年収が魅力的であれば応募すべきです。
6.その他の項目について希望の内容ではない場合
上記以外の条件となると、そう多くはないですし、また、求人を検索する条件として優先順位が低い項目の場合が多いと思われます。ですので、そういう場合は一度応募してみて、その合わない内容についての詳細を、企業や、転職エージェントを活用している場合はその担当者を通じて、確認してみる方がいいでしょう。
以上にて今回の件の回答とさせていただきますが、それ以外の転職に関する様々な疑問・悩みにについても、転職の疑問・悩みについてアドバイスします!、でお答えしていますし、おすすめの転職サービスで紹介している転職エージェントに様々な疑問・悩みを相談してみるのもいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。