転職しないことによるデメリットも把握しておこう

今の職場に不満を感じ、転職をすることを考えた際に、必ず転職することによるデメリットを確認しておく必要があります。

 

「こんなはずではなかった。」
ということが発生しないためにも。

 

ただ、転職によるデメリットがあるから転職を止める、と簡単に判断してしまうのもよくありません。
なぜなら、転職しないことによるデメリットもあるからです。

 

今回は、そんな転職しないことによるデメリットにどんなものがあるかを整理しました。
参考にしてください。

 

 

1.充実した社会人人生を送れなくなる可能性がある

現在の職場(業務内容・人間関係)に不満はあるのに転職しないという選択をすると、

  • 仕事自体にやりがいを感じられなくなる
  • いい人間関係が築けないため、人生におけるいい仲間を作れない

という状況が発生し、充実した社会人人生を送れなくなる可能性があります。

 

仕事は単なる生活の糧、そう考えて人生を過ごすと割り切ってしまえば何とかなるのかもしれませんが、一生の時間の中の多くの時間を割く職場での時間が、そのような気持ちの中で費やされるのは非常に寂しいことです。

 

これ以上に切実な場合もあります。
上司からパワハラを受けているなどにより、心身の健康を損なわれる恐れがある場合です。

 

企業の人事の力で解決してもらうことを最優先で考えるべきですが、それがままならない場合があります。
職場環境が改善されず、そのまま放置されると、職場に出社することが出来なくなり、心療内科による診断のもと、長期休職に追いやられます。
残念ながら、社会人復帰できなくなる場合だってあります。
こんなケースを私もたくさん見てきています。

 

 

こういう事態を回避するためにも、転職という手段が有効なことは多いのです。

 

 

2.年を重ねるにつれ、転職のハードルが上がる

過去においては、35歳転職限界説がまことしやかに囁かれていました。
ただ、現在においてはそういった話はなくなりましたが、ただ30代中頃からの転職においては求人数の総数が減少していきます。

 

企業の組織はピラミッド型で形成されており、キャリアが浅い(若い)世代の社員数は多い一方、キャリアを積んだ(ミドル)世代の社員数は少ないのが一般的です。
ですから、年齢が上がれば、その人がマッチすると思われるポストの数も少なくなりますので、当然の話ではあります。

 

そのため、転職によるデメリットだけを考えすぎ、転職するか長い間悩んでいる間に、転職すべき絶好のタイミングを逃してしまう、ということは避けないといけません。

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