が明確になったら、転職先に求めるものが決まります。
次は、それらの優先順位つけです。
1.転職先に求めるもの(条件)を決める際の注意点
理想を高く持つことは悪いことではありません。
ただ、そのような求人が出てこないかもしれません。
出てきたとしても、そういう求人は人気が高く、採用されるためのハードルが高くなります。
そのため、どうしても譲れないものを明確に決めて、求人探しをするのが現実的です。
辞めたい理由の中でも、今回の転職のきっかけになった最大の理由は転職先に最優先で求めるべきものです。
それと、
- 生活していく上で(特に結婚している場合)絶対に必要なもの
- キャリア形成上、継続すべきもの
は優先順位を高くするべきです。
2.私が転職する際に優先するもの(条件)
私の場合は、常に
- 転職のきっかけになった最大の理由
- 年収
- 職種(職務内容)
- 業種
を最優先とし、それ以外は優先順を下げてきました。
1.は当然ですよね。
2.も、生活のために譲れない条件だと思っています。
それと、私は3.だけでなく4.も、現職から踏襲することを最優先にしてきました。
業種まで絞ることにより、対象となる求人の数は非常に少なくなります。
ただ、該当する求人があれば、間違いなく即戦力であると見られ、採用される可能性は高くなり、希望年収も現状以上を希望しやすくなるためです。
代わりに、他の方は非常に気にされる勤務場所は特定していません。
家庭もあるため、本当は勤務場所も特定したいのですが、単身赴任して2重生活になっても、十分生活できる年収を出してもらえるなら、という考え方をしており、それを最優先とは考えていません。
そのため、今は東京に住んでいますが、北陸や東北、関西に面接に行ったこともありますよ。
3.転職では理想を求めるだけでなく妥協も必要
人により、最優先にすべきことは変りますが、転職では理想を追い求めるだけでなく、妥協する勇気も必要になります。
どうしても譲れないもの以外は諦めることも必要なのです。
今回の転職の目的が
- ずっと勤務できる企業を探すこと(以後は転職活動をしない)
- ステップアップできる企業を探すこと(今後も転職活動をする)
のいずれかで、転職先に求めるものも異なってはきます。
ただ、どちらにしても、転職先に求めるものと、その優先順をしっかり決め、妥協すべきところは妥協する、ことが必要であることに変わりはありません。
そのことは、十分に理解してくださいね。