給与に対する不満がある場合の転職理由はこう説明しよう!

今回は、給与に対する不満がある場合の転職理由、について事例紹介いたします。

 

面接の中で注意が必要になるのが、現職を退職しようとしている(もしくは前職を退職した)理由の説明です。
表現を誤ると、非常にネガティブな人物を解釈され、採用が難しくなります。
そのため、面接でよく出る質問の中でも最も重要なもののひとつになります。
(その他の質問については、転職時に面接でよく出る質問を参照)

 

そこで、転職理由に関する各種事例を紹介いたします。
是非、参考にしてみてください。

 

 

1.回答例:給与に対する不満がある場合

 

現(前)職は、ほぼ年功序列の給与体系だったため、自分の努力により数字で見える形で業績を上げることが出来ても、残念ながら他人とそう変わらない評価しかいただけませんでした。

 

私は、成果に対して正当な評価をしていただけ、また、実力に応じてやりがいのある役割を与えていただける企業で働き、自分自身の能力を最大限に向上させたいと考えております。

 

そのように考えている私にとって、コーポレートサイトで拝見した御社の評価制度はとても魅力的であり、モチベーションを高く持ちながら業務に取り組める、と感じております。

 

 

2.回答例の補足

給与の不満で、退職を考える人は非常に多いです。
ただ、このケースも含め、現(前)職への不満を前面に出した形で、転職理由を説明してしまうと、我慢のできない人、というイメージを持たれやすく、よくありません。

 

給与への不満は、努力や成果が正当に評価されないから生まれるものです。
ですから、ダイレクトに給与に不満がある、という表現はせず、会社の評価制度が課題であった、という表現にしましょう。
そうしないと、お金のことしか興味のない人間と判断されてしまう恐れがあります。

 

自分が上げた成果を実感しながら働くことができる環境、つまり、実績や努力を適正に評価してくれる会社で働きたい、という気持ちを伝える形にしましょう。

 

また、給与への不満を前面に押し出すより、仕事に対する意欲を前面に押し出す方がよいイメージを与えます。
そのため、例文でも「自分自身の能力を最大限に向上させたい」というフレーズを入れています。

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