自分が咲ける場所探しをすることが転職活動である!|転職エピソード


ここでは、私が転職活動の中で経験したエピソードをご紹介しています。今回は、自分が咲ける場所探しをすることが転職活動である、というエピソードです。

皆さんは、自分が今の職場で活躍できていないのは、自分の実力・スキルが足りていないため、と思っている方も多いのではないでしょうか?確かに、そういうケースもあるとは思います。ただ、実力やスキルは十分であっても、活躍できない場合だってあることをご存知でしょうか?

今回は、今までの転職での各種エピソードを通じて感じたことを整理してお話いたします。

1.自分に合っている場所と、合わない場所

私が勤務した職場の約半数については最終的に、自分には合わない場所、と感じて、転職を決意しました。一方、残りの半数は、自分に合っている場所、と思っていましたが、他の理由によりやむなく転職することとなりました。

その事実を再確認する中で、自分に合っている場所と合わない場所では何が違っていたのか、自分なりに考えてみました。

①業務スキルが無ければ、どこにも受け入れられない

基本的な話ですが、業務スキルが無ければ、それを必要とする職場で勤務することは不可能です。万が一、運よく勤務することは出来たとしても評価されることはないでしょう。期待通りの働きが出来るわけないからです。その結果、その職場は自分には合わない場所となってしまうでしょう。

私の過去の転職先について再度確認してみましたが、業務スキルが無いことにより悪い評価がなされ、その結果、その職場が自分に合わない、と感じざるをえないケースは幸いに1回もありませんでした。

②人(特に上司)との相性は非常に大事

ただ、業務スキルには全く問題がなかったとしても、自分がのびのび仕事を出来ない、自分には合っていない場所、と感じてしまうことが多々あります。そのほとんどの理由が、人間関係の問題によるものです。特に上司との関係は大きく影響します。

私の過去の転職先について再度確認してみましたが、自分には合わない場所と感じて、転職を決意したケースでは、全てにおいて人間関係の問題がありました。

③自分に合っている場所とは?

ですので、逆の言い方をすれば、私に合っていた場所に共通して言えることは、業務スキルがマッチしていて、かつ、人間関係(特に上司との関係)がよかった職場、といえます。

業務スキルは自分で磨くことが出来ますが、残念ながら人間関係については自分ひとりで改善することがなかなか難しいものなのです。ある意味、運の良し悪しにかかってくるわけです。

2.自分に合わない場所だったらどうする?

では、今の職場には人間関係の問題があり、自分には合わない場所、と感じた時、どんな選択肢があるのでしょうか?

通常であれば、会社内の他部署へ異動するという選択肢があります。会社内での移動ですので転職に比べるとハードルも低いため、最初に考えるべき選択肢と言えます。

ただ、残念ながら私の場合は、専門職としてのスキルを積み重ねてきていたため、特定部門でしか活躍ができず、他部署への異動という選択肢を考えることが非常に難しい状況でした。

そのため、自分に合わない人(特に上司)がいた場合、その人が異動する可能性があるかどうかが、私にとって転職するか否かを判断する重要なポイントでした。つまり、その人が異動する可能性が高い場合は、その職場に留まり、そうでなければ転職を決断していた、ということです。結局はほとんどの場合で、異動を決断せざるをえませんでした。

3.自分に合わない場所で活躍出来ず=自分には能力なし?

上述したような、自分に合わない場所にいる時には、「自分は職場で活躍出来ていない。」と感じるものです。そして、活躍できていない理由は自分の能力が足りていないから、原因は自分にあるんだ、と考えてしまうことも多々ありました。

しかしながら、そのように自虐的に考える必要なんてない、ということに後で気づかされました。

実は「その職場は、自分には合わない場所である」という事実がはっきりしているだけなのです。自分に能力が足りていないことと直接リンクしているとは限らないのです。上司や部下・同僚に恵まれれば、自分の能力はもっともっともっと発揮出来ることがあるのです。

事実、人間関係に悩み、なかなか会社で評価してもらえなかった企業から、別な企業に転職しただけで、私の評価は大きく変わり、高く評価される、という経験をしました。その企業では、いい上司や部下・同僚に恵まれ、生き生きと仕事をすることが出来ました。

4.自分が咲ける場所探し


ですから、私は何回かの転職を経験して切に感じていることがあります。

それは、「自分が咲ける場所は必ずある」ということです。

人には、自分という人間にちょうどマッチするポジションが必ずどこかにあるものなのです。そして、その「自分が咲ける場所探し」イコール、転職活動、だと思っています。

皆さんも、「自分が咲ける場所探し」をしてみてはいかがでしょうか?

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