もし転職という判断をしていなかったら地獄だった!|転職エピソード

もし転職という判断をしていなかったら地獄だった!|転職エピソード


ここでは、私が転職活動の中で経験したエピソードをご紹介しています。今回は、もし、あの時に転職という判断をしていなかったら、地獄だった、というエピソードです。

私は、職場での不満をどうしても我慢できなくなった時、転職をしてきました。そのため、もし、転職をせずに我慢し続けていたら、自分はどんな境遇に陥っていたか、正確にはわかりません。

ただ、自分が転職で離れた職場・会社で、その後に起こった状況を知ることにより、転職という判断が正しかったかどうか、おおよそわかるものです。

今回は、転職後に知った、前の職場・会社に関するエピソードをお話いたします。

1.パワハラで転職

私が初めての転職を決意したのは、新卒で入社した会社に14年間勤務していた頃のことでした。

突然の異動発令で、それまで10年以上慣れ親しんできた部署を離れ、全く経験のない仕事に戸惑っていた中、上司からはひどいパワハラを受けました。毎日辛い日々を過ごしましたが、そういう状況の中、何とか3年は我慢しました。しかし、これ以上は耐えられないと判断し、その後、元の部署への異動願いを出しましたが、それも叶わず、最終的には転職を決意することになりました。

この、私にとって初の転職となった際のエピソードは、転職を決意した、上司からの壮絶なパワハラ、で詳細をお伝えしています。

2.転職後に前の職場で起きた事

私は、その会社を転職後も、親しくしていた会社の同僚と会う機会がたくさんありましたが、私の転職後、元上司の部下になった人が次々と同様なパワハラを受けて、1人、2人、3人、とうつ病を患った、という話を聞きました。

私は、その3人の辛かった状況を容易に想像できました。本当にキツかっただろうな、と思いました。本当に気の毒なことになった、と感じていました。

と同時に、誠に申し訳ない話ですが、自分がそのような事にならなくて本当に良かった、とも感じていました。あの場から逃げて大正解だった、と再認識しました。

そして「我慢の先に素晴らしい未来などない。」ということを痛感いたしました。

3.転職後に前の会社で起きた事

そのような状況を後で知ったため、自分の転職するという判断は本当に正しかったんだ、と実感することができましたが、実はそれ以外にも転職してよかった、と言える状況が発生しました。

その以前に勤務していた会社の経営状況が悪くなっていったのです。

私が新卒で入社した頃はバブルの全盛期でしたので、全ての業界が活気あふれていました。ただ、そのバブルが崩壊するや否や、私の勤めていた会社の業界は、あっという間に斜陽産業に分類されることとなってしまいました。

私が新卒で入社した頃は、賞与も平均して年間5ヶ月分程度支給されていました。ただ、私が退職した頃は、年間4ヶ月程度に減っていました。そして、私が退職後に、その賞与は年間2ヶ月分程度までに減額されたと聞きました。

悪化したのは賞与だけではありません。人件費を抑えるため、以前に比べて昇進・昇給が抑制され、新卒採用もほぼゼロの年が続き、また、年間に取得できる連続休暇の日数も激減したのです。

その会社に残っている同僚は本当に気の毒です。

ただ、心苦しいのですが、その中に自分はいなくて本当によかった、とも感じていました。転職という判断は本当に正しかったんだ、と思いました。

4.転職の動機は、基本的に仕事(職場)への不満

上記のケースで私が転職を決意したのは、上司のパワハラに対する不満が直接的な原因でした。

私は、このサイトで何度もお伝えしております通り、今の職場での仕事に対する不満を職場内や異動等の手段でも解決できない場合、転職を決断すべきである、ということをお伝えしています。つまり、転職の動機は、今の仕事(職場)への不満が基本である、ということです。

5.ただ、転職の動機が、会社への不満の場合もある

上記のケースを思い出した時に、私はつい考えてしまうことがあります。

もし、新卒で入社した会社で、10年以上慣れ親しんできた部署を離れるような異動発令がなかったとしたら、そのまま、その会社に勤務し続けていたのであろうか、ということです。

その異動前の職場では、上司・同僚・部下に恵まれ、とてもよい人間関係の中で仕事をできていました。また、仕事自体にもやり甲斐を感じていました。そんな状況の中で、転職など考えたこともありませんでした。

ただ、その会社はその後、経営が悪化したわけです。人間関係は良好で、仕事も楽しいが、給与をはじめとした待遇の悪化が発生し、人生において損をしていたはずなのです。その中で、転職を決意できたか、ということです。

難しい選択だったとは思いますが、結論から言えば転職すべきだったのでしょう。転職の動機が仕事(職場)への不満ではなく、会社への不満の場合もある、ということです。

転職理由として、給与の不満をあげる方は多いですが、よくよく聞いてみると、職場の上司による評価に基づき決められた給与への不満、というケースがほとんどです。つまり、会社への不満ではなく、職場(上司)への不満、ということです。

会社の経営状況の悪化に伴う給与への不満は、職場の上司による評価(=給与)への不満とは切り分けて考えるべきでしょう。