辞めたいのに辞められない地獄からやっと抜け出せた|転職エピソード

辞めたいのに辞められない地獄からやっと抜け出せた|転職エピソード


私は、このブログのはじめに、我慢の先に素晴らしい未来などない、ということをお伝えしました。これは、私が転職しようと決めた実体験に基づくものです。

私がこのような経験をしてきて、そのために、転職が自分の身を守るものになっていることを、転職しようか悩んでいる方にも聞いていただきたい、そういう思いで綴っております。

私が6回目の転職を決めたのは、人として尊敬することが出来ない上司との出会いがきっかけでした。ただ、転職を決めたものの、辞めたいのに辞められない地獄が待っていました。

上司と全く合わない

私はその会社に中途で入社しました。配属された部署の増員により採用されてのことでした。

その部署の上司も、私と同じく中途採用でしたが、外資系企業で勤務していたキャリアを持つ人間でした。

その上司とは、全く意見が合いませんでした。例えば、提案書を作成したら、コンセプトが違う、とマクロの視点で叱責を受け、また、詳細な文章の書き方というミクロの部分でも叱責を受ける、というような、何から何まで指摘を受けるような状態がずっと続きました。

そういう日々が続くと、「こんなに自分は出来ない人間だったのか?」と自問自答することが多くなってしまいました。そんな、自分自身に自信を持てなくなってしまった自分と、「いや、今まで私のやり方で様々な実績を上げてきている。」という自負心を持った自分、という異なる二人の自分の間で、日々葛藤を繰り返すようになりました。

転職を決意

その上司は、私も含めた部下には非常に厳しい対応をするにも関わらず、自分には非常に甘い人間でした。会社としての決定事項等についても、部下には従うように伝える一方、自分に都合の悪い内容であれば、平気で無視するようなことが頻繁にありました。

また、部下が長時間残業をしていることを把握しているにも関わらず、それが月次実績として出てくると、管理者としての責任は棚に上げ、個人管理が出来ていないことによる個人責任である、と言い出し、責任回避するような人間でした。

また、人の悪口を職場で大声で喋るようなことも日常茶飯事でした。

同僚も皆、その上司の様子伺いをしながら仕事をするような状態となっており、職場の雰囲気もヒドイものでした。

当然のことですが、そんな上司のことを尊敬する気持ちなんて全く起きませんでした。「大変だけど、この人のために、この仕事を何とか頑張ろう!」なんて1mmも思えませんでした。

ただ、残念ながら、その上司が異動するようなことは全く想像できない状況でもありました。

「この職場で、これ以上、この上司に仕える日々を過ごしたくない。」この会社に入社して1年半年経過した頃、私は転職を決意しました。

転職活動が長期化

転職を決意した後すぐに転職活動を開始しました。私も40代後半になっており、扶養家族もいたため、転職するにしても、ある程度のポジション・給与を確保する必要があると判断し、即戦力として高い評価を受けての転職を目指すため、希望する職種・業種の両方を絞って求人探しを行うことにしました。

職種・業種の両方を絞っての転職活動は、マッチする求人があれば高く評価されるメリットがある一方、対象となる求人数が非常に少なくなる、というデメリットもありました。

そういう転職活動を行うと、やはり応募したい求人がなかなかありませんでしたし、たまにあって応募しても、年齢も若くなかったことが災いして、他の候補者との相対比較で落とされることも多かったのです。

そういうような状況により、転職活動期間は当初の想定より非常に長くなり、1年を超えてしまいました。転職がなかなか決まらない間、私は地獄にいるような気持ちでした。辞めたいのに辞められないという地獄に。

忍耐の日々

転職活動がうまくいかないということは、今の職場で仕事をし続けなければならないことを意味します。尊敬することの出来ない上司の下で。

「私は、いつまでこの職場で耐えなければならないのだろうか?」

不採用通知メールを何回も受け取る間に、自分の中に、クサる気持ちと併せて、少し諦めの気持ちも芽生えてきたことがありました。社会人として、自分の実力を発揮できる環境で思いっきり働きたい、と思う一方、家庭を持つ者としては、収入のために、自分を殺して、今の職場にすがり続けることを是としなければならないのかもしれない、と。

でも、でも、私はやっぱり諦めきれませんでした。こんな上司の元で絶対に人生を終わらせたくない。その気持ちを抑えることは出来なかったのです。

自分には咲ける場所がある。

そう自分に言い聞かせて、私は転職活動を継続し続けました。

やっとの思いで内定獲得

そういう状況の中で、ある日、ある転職エージェントから、私が希望する職種・業種に関する求人のオファーを受けました。求人内容を見て、私のキャリアが生かせる、私がやりたい仕事であることを確認できましたので、すぐに応募しました。

幸いに2週間後に書類選考通過の連絡があり、その後、1次面接、2次面接、を無事にクリアして、何とか最終面接まで辿り着きました。

絶対にこのチャンスを逃したくない、という強い思いもあり、最終面接の冒頭は少し緊張してしまいましたが、その後はスムーズな対応ができ、無事に最終面接を終えました。

最終面接の結果連絡が来るまでの間が非常に長く感じられました。ただ、最終面接の2日後に転職エージェントから内定通知のメールを受け取りました。

嬉しさのあまりに涙があふれました。過去の転職の際も、内定が決まった時は非常に嬉しかったですが、泣いたのは人生で初めてでした。それぐらい長く辛い転職活動でした。やっと、辞めたいのに辞められない地獄から這い出せたのです。

我慢の先に素晴らしい未来などない

転職後の職場では、周りの方々から各種指導をいただきつつ、自分も実力を正当に評価され、私は自分の居場所を見つけることが出来ました。

我慢の先に素晴らしい未来などない。
改めてそう思えたのは、新たな環境で自分を取り戻せた時のことでした。

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