ここでは、私が転職活動の中で経験したエピソードをご紹介しています。今回は、私が今までの転職活動で、どの転職サービス(転職エージェント・転職サイト)からの紹介を通じて内定を獲得してきたかに関するエピソードです。
私は、30代・40代・50代で転職を数回経験してきました。その回数は一般的な人に比べると多いと言われる程度の回数です。
そういう転職経験の中で、様々な転職エージェントや転職サイトを活用してきましたが、内定を獲得するような求人を紹介してくれた転職サービスは限られたものです。
そこで、皆さんの参考になればと思い、その内容を以下でご説明しますね。
1.転職活動での内定獲得状況一覧
まずは、以下の一覧をご覧ください。
内定企業名 | 利用転職サービス | 転職サポート企業 | 内定受諾 |
内定企業1 | ハローワーク | 直接、求人企業と交渉 | ○ |
内定企業2 | リクナビ | 直接、求人企業と交渉 | ○ |
内定企業3 | DODA | DODAエージェント | ○ |
内定企業4 | DODA | DODAエージェント | ×(内定企業3に転職のため) |
内定企業5 | DODA | DODAエージェント | ×(内定企業3に転職のため) |
内定企業6 | 日経キャリアネット | 中堅転職エージェントA | ○ |
内定企業7 | 人材バンクネット | 中小転職エージェントB | ×(内定企業9に転職のため) |
内定企業8 | マイナビ転職 | 直接、求人企業と交渉 | ×(内定企業9に転職のため) |
内定企業9 | 日経キャリアネット | 中小転職エージェントC | ○ |
内定企業10 | 日経キャリアネット | 中小転職エージェントD | ○ |
内定企業11 | ビズリーチ | 中堅転職エージェントE | ○ |
まずは、上記一覧の項目について説明いたします。
「内定企業名」は伏せさせていただきました。ただ、私が転職活動の中で獲得してきた内定数が11であることはお分かりいただけると思います。ただ、内定を辞退したこともあるため、転職回数自体は7回です。
「利用転職サービス」とは、簡単に言えば、会員登録したどの転職サービスを通じて求人のオファーがあったか、ということです。
一方、「転職サポート企業」には、実際に内定獲得にあたって私をサポートしてくれた転職エージェント名を記載しています。ここに「直接、求人企業と交渉」と記載した分は、転職エージェントを経由せず、求人企業と直接やりとりを行ったことを示しています。
「内定受諾」は、その内定をもらった企業に転職したかどうかを記載しています。○は転職した、×は転職しなかった(その場合は競合した内定企業を記載)、ことを表しています。
2.内定獲得状況一覧からわかること
上記一覧を見ると明確になることを以下に記載いたします。
①初期の転職活動以外は、転職エージェントの活用が中心
恥ずかしながら、私は2回目の転職をするまでは転職エージェントの存在を知りませんでした。そのため、ハローワークや転職サイトを使い、企業に直接応募していました。
ただ、企業に直接応募すると、その後の企業との連絡や年収交渉等も全て自分で行わなければなりません。かなり気を遣いますし、上手な交渉が出来ないこともありました。
3回目の転職時に転職エージェントの存在を知ったため、それ以降はもっぱら転職エージェントを活用しての転職活動をしてきました。やはり、納得性の高い転職活動をしようと思えば、転職エージェントを活用するべきです。
②DODAエージェントの活用はマスト
その転職エージェントの中でも、絶対に外せないのがDODAのエージェントです。上記一覧にも記載がありますが、同時期に3つの内定を獲得出来たのはDODAエージェントのおかげでした。
DODAは保有する求人数が業界最多クラスです。また、それだけでなく職務経歴書の添削や模擬面接などの求職者支援サービスも充実しています。
私も、上記”内定企業3″の内定を獲得するために作成した職務経歴書は、DODAエージェントの担当者に添削していただき、今でもそれをベースに転職活動をしてきました。
DODA は転職活動では外せない転職エージェントです。
③転職サイト:ビズリーチ・日経キャリアネットの利用目的
ビズリーチや日経キャリアネットは、転職エージェントではなく、転職サイトと呼ばれるサービスです。どちらも、求人の紹介をサイトで行うサービスで、担当者による求職者の転職活動を支援するサービスは行っておりません。
ただ、この2つの転職サイトに登録していると、多数の中堅・中小の転職エージェントからオファーを受けることが出来ます。この転職サイトに登録している求職者情報を、それらの企業に提供しているためです。
転職活動をうまく進めるためには、転職エージェントを活用するのが一番ですが、中小含めると非常に多数ある転職エージェント全てに自らアプローチするのは無理があります。ですから、ビズリーチや日経キャリアネットをうまく活用して、大手以外の転職エージェントも上手に活用することを考えましょう。
3.内定獲得状況一覧からはわからないこと
ただ、上記の内定獲得状況一覧だけではわからないこともあります。内定獲得までは至らなかったが、転職活動をしっかりサポートしてくれた転職サービスがあった、という事実はわかりませんから。その件について、以下にて補足いたします。
①パソナキャリアは親身になって転職活動をサポート
内定に至る求人の案内・サポートはありませんでしたが、パソナキャリアは転職活動を非常に親身になってサポートいただきました。
私は転職回数が多いため、職務経歴書の記入内容・ページが多くなっている点に対して、適切なアドバイスをいただいたり、求人紹介も非常に頻繁にしていただきました。
私自身は、かなり転職を重ねてから活用することになりましたが、転職が初めての方がパソナキャリアのサポートを受けたら、非常に助かるでしょう。
②JACリクルートメントは希望条件にマッチした求人を提案
同様に内定には至りませんでしたが、JACリクルートメントは私の希望条件にマッチした求人を多数紹介いただきました。
求人の紹介数だけでいけば、パソナキャリア・DODAの方が多かったのですが、私は職種・業種ともに絞っていたため、完全にマッチする求人は多くありませんでした。
ただ、 JACリクルートメントから紹介いただく求人はほとんど全てが希望条件に合致しており、すぐに応募したくなるものばかりで、面接の機会をいただけた求人も複数ありました。残念ながら紹介いただいた求人について内定までは至らなかったのですが、JACリクルートメントは非常に魅力的な求人を紹介してくれる転職エージェントであるのは事実です。
4.最後に
以上のように、私の過去の内定獲得状況等より、本当におすすめできる転職エージェント・転職サイトをご紹介してみました。
ただ、私はそれらの転職サービス以外にも多数の転職サービスを並行して活用していました。各転職サービスで同じ求人を募集していることも多々ありますが、各サービス・企業が独自に入手している求人もあるためです。
上記で紹介していない転職サービスも多数ありますので、興味のある方は是非、以下もご覧ください。
転職は「縁」です。その「縁」を自分でたぐり寄せるためにも、出来るだけたくさんの情報収集源を確保するべきなのです。